結婚相談所の費用と契約
お金と契約のことを、原典から調べています
体験談やランキングは扱っていません。特定商取引法の条文、各社が公表している料金と規約、自治体や国の統計を実際に開いて、費用・解約・手続きの条件を整理しています。読んで確かめられるように、根拠はすべて出典つきで置いています。
5社の料金ページに男女の別は0件。ツヴァイは「男性・女性ともにご料金は同じです」と明記しています。差があったのは入会資格のほうで、4社が「男性だけ収入の要件」を課していました。9ヶ月の総額は9.6万円から62.6万円まで6.5倍に開きます。
記事を読む →5社の公式ページから写した実額は、0円が4プラン、220,000円が3プラン。連盟最大手は「カップル1組ではなく男女それぞれに発生」と公表しています。交際が通算6ヶ月を過ぎた場合も、退会後に過去のお見合い相手と結婚した場合も、発生する条件に入っています。
記事を読む →違約金の上限は2万円か契約残額の20%の低いほう。残額が10万円以上なら2万円で頭打ちです。休会中の月会費を5社の公式で数えたら、同じ3か月で0円から21,450円まで開きました。
記事を読む →特定商取引法にも施行令にも「休会」という語が1件もありません。各社が自分で作った制度なので、3か月休んだときに出ていくお金は0円から21,450円まで開きます。休んでいる間も、契約の残り時間は減っていきます。
記事を読む →途中でやめたとき、事業者が請求できる額には法律の上限があります。金額を入れると、特定商取引法49条2項と施行令 別表第四 七の項のとおりに計算します。根拠の条文も一緒に表示します。入力はブラウザの中だけで処理し、どこにも送信しません。
計算する →大手5社8プランの入会時・月会費・成婚料と9ヶ月の総額、各社が「成婚率」と呼んでいるものの定義と分母、休会の費用と上限を1枚にしました。どこがおすすめかは書きません。
表を見る →抜けられるか・会員はどこから来るか・「成婚率」が何を数えた数字か。25万円級の契約を、条文と各社の料金表から確かめます。解約の計算は別記事に分けました。
記事を読む →同じ名前で8%台から86%台までが並ぶのは、割り算が違うからです。各社の注記と2006年の経済産業省調査を原典から確認し、面談で聞く5つの質問にしました。
記事を読む →同じ検索結果に「1%未満」「約10%」「10%は嘘」が並びます。国が出している離婚率は1.55で、分母は人口です。離婚届に出会い方の欄はなく、公的統計に相談所経由という区分はありません。
記事を読む →よく見る流れ図には、契約側の目盛りが描かれていません。8日を数え始める書面はどちらか、違約金の上限が切り替わる線はどこか、休会の締切はいつか。規約の原文と条文から重ねました。
記事を読む →届く資料は法定の書面ではありません。そのあとの電話に再勧誘の禁止が働くかを条文で切り分け、無料の一括請求が1回の入力を何社へ渡すかを規約から確認しました。
記事を読む →入会前に要る書類を、103自治体の公式ページと条文から整理しました。コンビニでは取れません。手数料は150円から450円まで7段に割れ、22の自治体は市外に本籍がある人にも窓口で出しています。
記事を読む →東京23区・政令指定都市20市・中核市58市の公式ページを1件ずつ開いて表にしました。手数料、本籍地以外での交付、代理人請求、オンライン申請の可否を、確認日と出典URL付きでCSVとJSONにしてあります。出典を書いていただければ、引用も再配布も自由です。
データを見る →8日以内のクーリング・オフ、8日経過後の中途解約、各社の全額返金保証、成婚料。根拠が全部違います。返金保証の規約を読むと、対象は登録料と3ヵ月分の月会費で、除外事由が7つありました。成婚料の返金の定めは、5社とも見つかりません。
記事を読む →「結婚相談所 トラブル」の検索結果は10枠中7枠が相談所自身のサイトでした。相談所は自社のトラブルを書けません。条文の側から、効くものと効かないものを分けます。
記事を読む →2023年の倒産は11件、休廃業・解散も11件でした。特定商取引法には事業者がやめる場合の規定が1つもありません。告知で先に見るのは終了日ではなく、返金の受付期限のほうです。
記事を読む →01先に、契約の条件を決めている数字
結婚相談所を選ぶ前に確かめるものは、それほど多くありません。料金表より先に効いているのは、法律が決めた数字のほうです。 各記事で原典から確かめたものを、ここに並べます。
| 確かめること | 条文と原典が定めている値 | 根拠を書いた記事 |
|---|---|---|
| そもそもこの法律が働く契約か | 期間が2月を超え、かつ金額が5万円を超えるとき(「以上」ではありません) | 選び方 |
| 無条件でやめられる期間 | 契約書面を受け取った日から8日。書面を発した時に効力が生じます | やめるとき |
| 途中でやめる違約金の上限(開始後) | 2万円か契約残額の20%の低いほう。残額が10万円を超えると一律2万円で頭打ち | やめるとき |
| 同(開始前) | 3万円 | やめるとき |
| この上限が働かない契約 | 割賦販売で提供されるとき。上限そのものが無くなります | やめるとき |
| 「成婚率」の幅 | 同じ名前で8%台から86%台まで。分子・分母・期間が会社ごとに違います | 成婚率 |
| 「離婚率」 | 相談所経由かどうかで分けた公的統計はありません。国の離婚率1.55は人口で割った件数です | 離婚率 |
| 休会の締切 | 前月20日(調べた2社とも同じ日)。月会費の日割り精算はできないという規約もあります | 流れ |
| 独身証明書 | 発行は本籍地の市区町村。コンビニ交付の対象ではありません。「3か月以内」は法律ではなく連盟の運用です | 独身証明書 |
この表の上7行は条文と施行令が決めている値で、どの会社を選んでも同じように効きます。 相談所が決めているのは料金とサービスの中身です。下2行——休会の締切と独身証明書——は会社と自治体によって変わるので、そこだけは分けて読んでください。料金表を並べる前にここを知っているかどうかで、見るところが変わります。
相談所が決めているのは料金です。上限を決めているのは条文です。
02数字を出されたときに、聞き返すこと
面談では数字が出ます。成婚率、会員数、離婚率。どれも、その会社が自社の基準で数えたものです。 業界に共通の定義がないので、そのまま他社と比べることができません。
比べられない数字を受け取ったときに効くのは、値そのものではなく作り方を聞くことです。
- 分子と分母は何ですか。 「成婚」の位置が会社ごとに動きます(成婚率の記事)
- いつ結婚した人を、何年ぶん見た数字ですか。 期間の明示がなければ、他社とも国の統計とも並べられません
- その後どうなったかを、どうやって把握していますか。 手段がなければ、率の低さは追跡の甘さかもしれません(離婚率の記事)
答えが返ってこないこと自体は、悪いことではありません。把握していないなら「していない」と答えるのが正確です。 見るのは、数字の作り方を説明できるかどうかです。
そして、数字より先に決まっているものが1つあります。契約書に何が書いてあるかです。
- 調べたことと、調べていないことを分けて書きます。
- 出典のない数値は載せません。確認日を明記します。
- ランキングや星評価はつくりません。
- 記事にはアフィリエイト広告を含みます。該当する記事の冒頭に表示し、リンクの直前でも、どの時点で運営者に報酬が発生するかを書いています。